業界最安値の240円 「松屋」牛めし並盛り、11日から1週間

牛丼チェーン3位の「松屋」を展開する松屋フーズは6日、牛めし並盛り(定価320円)を期間限定(11日から17日まで)で業界最安値240円で販売すると発表した。牛丼業界は、200円台の低価格メニューで激戦を繰り広げているが、今年も価格競争が激しくなりそうだ。

松屋が約8年ぶりに牛めし並盛りを240円で販売する。定価の290円から50円引きで2003年まで販売していた。

インパクトのある価格を提供

デフレ下の牛丼業界は、業界首位である外食大手のゼンショーが展開する「すき家」と松屋が250円キャンペーンで好調を維持。その一方、業界2位の「吉野家」が低価格競争に出遅れて苦戦を強いられる。

昨年計6回、松屋は250円キャンペーンを繰り広げ、通常より客足が3割増えたという。また、昨年6月以降、関西2府4県では地域限定で牛めし並盛りを250円で販売している。「今年はさらにインパクトのある価格で(牛めしを)提供したい」同社の担当者はと話している。

関連リンク
松屋フーズ www.matsuyafoods.co.jp/
すき屋WEBサイト http://www.sukiya.jp/
吉野家オフィシャルサイト www.yoshinoya.com/