冬至のカボチャ

深夜食堂の原作
第57夜
◎冬至のカボチャ
こんな書き出しから始まる↓
【冬至にはカボチャを煮る。
いわれはあるようだが、日本じゃ昔っからそうだってことでいいじゃねぇか。
オレはウンチクってやつが大キライなんだ。】
(小林薫の口調で…)
深夜食堂では冬至のカボチャは基本の「き」の字ってこと。
そして、冬至のカボチャのくだりが始まる。
暖簾をくぐって入ってきたのは、古いしきたりを守る噺家の師匠。
師匠:今夜はゆず湯にゆっくりつかってきたよ。
マスター:いいねぇ
カウンターでは、咳をしながらカボチャを食べてる男がひとり。
割り箸をきれいに割った師匠は、カボチャをつまみ、一口頬張る。
師匠:これで一年、風邪ひかねぇな…
男:(ゴホゴホやりながら)バカは風邪ひかないって言うからなぁ…
師匠:…!
(そりゃ、カチンとくるわな)
師匠:(男に向かって)誰かと思ったら、ヤブ医者の笹原センセイか。
あれ?また風邪ひいてんの?
あんた自分で風邪うつして病院繁盛させてるって評判だぜ。
(返しかたが粋だよね)
男はムッとするが、鼻水たらしてるもんだから、どうにもサマにならない。
そこに師匠がたたみかける。
師匠:みんな言ってるよ。
笹原センセイは、医者じゃなくて「患者」だ…って。
センセイは、ここで崩落。
と、まぁこのあと数人の常連がやってきて、それぞれの「冬至のカボチャ」への思いとかエピソードが綴られていく。
抑揚はなくとも変化があり、そこに「絵」が加わることで読み手の想像を掻き立ててくれる…ってすんぽう。
やっぱり面白い。
今日は、朝から冷たそうな青空が広がり、街には木枯しが吹いていて…
クリスマスには寒くなりそうだという、天気予報通りの展開。
もうすぐ、ロシア大陸から冬将軍がコザックダンスを躍りながら、エッホエッホとやって来る頃。
風邪をひかないためにも、やっぱりカボチャ。
ラジオでは「冬至だからゆず湯」…と、さかんにやってたけど、「冬至だからカボチャ」とは、ついぞ耳にしなかった。
イタチョも同じことを言ってて。
まぁ、そんなわけで、昨日と今日の付出しは「マカロニサラダにカボチャを和えたもの」でやってます。
カボチャそのものの甘味が、マカロニサラダに使うマヨネーズの酸味をおだやかにする一皿。
おかわりするお客様もいたほど。
美味しいですよ。
画像は「神亀三兄弟」
他にもいろいろ。
ちゃぶだい
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