冬至のカボチャ

2011122217070000.jpg
深夜食堂の原作

第57夜

◎冬至のカボチャ

こんな書き出しから始まる↓

【冬至にはカボチャを煮る。
いわれはあるようだが、日本じゃ昔っからそうだってことでいいじゃねぇか。
オレはウンチクってやつが大キライなんだ。】
(小林薫の口調で…)

深夜食堂では冬至のカボチャは基本の「き」の字ってこと。

そして、冬至のカボチャのくだりが始まる。

暖簾をくぐって入ってきたのは、古いしきたりを守る噺家の師匠。

師匠:今夜はゆず湯にゆっくりつかってきたよ。

マスター:いいねぇ

カウンターでは、咳をしながらカボチャを食べてる男がひとり。

割り箸をきれいに割った師匠は、カボチャをつまみ、一口頬張る。

師匠:これで一年、風邪ひかねぇな…

男:(ゴホゴホやりながら)バカは風邪ひかないって言うからなぁ…

師匠:…!
(そりゃ、カチンとくるわな)

師匠:(男に向かって)誰かと思ったら、ヤブ医者の笹原センセイか。
あれ?また風邪ひいてんの?
あんた自分で風邪うつして病院繁盛させてるって評判だぜ。
(返しかたが粋だよね)

男はムッとするが、鼻水たらしてるもんだから、どうにもサマにならない。

そこに師匠がたたみかける。

師匠:みんな言ってるよ。
笹原センセイは、医者じゃなくて「患者」だ…って。

センセイは、ここで崩落。

と、まぁこのあと数人の常連がやってきて、それぞれの「冬至のカボチャ」への思いとかエピソードが綴られていく。

抑揚はなくとも変化があり、そこに「絵」が加わることで読み手の想像を掻き立ててくれる…ってすんぽう。

やっぱり面白い。

今日は、朝から冷たそうな青空が広がり、街には木枯しが吹いていて…

クリスマスには寒くなりそうだという、天気予報通りの展開。

もうすぐ、ロシア大陸から冬将軍がコザックダンスを躍りながら、エッホエッホとやって来る頃。

風邪をひかないためにも、やっぱりカボチャ。

ラジオでは「冬至だからゆず湯」…と、さかんにやってたけど、「冬至だからカボチャ」とは、ついぞ耳にしなかった。

イタチョも同じことを言ってて。

まぁ、そんなわけで、昨日と今日の付出しは「マカロニサラダにカボチャを和えたもの」でやってます。

カボチャそのものの甘味が、マカロニサラダに使うマヨネーズの酸味をおだやかにする一皿。

おかわりするお客様もいたほど。

美味しいですよ。

画像は「神亀三兄弟」

他にもいろいろ。

ちゃぶだい
tel:0486840396