究極のレストラン

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iPhoneで撮影

2ヶ月ほど前になりますが、岐阜の柳家に行ってきました。
→柳家 2010年訪問記事はこちら


地元でとれた最高の食材を極シンプルな調理でいただく。盛り付けもまったく飾らず、単にお皿に乗せるだけ。

こうなると、火入れ勝負になりますが、なんだかいつも火が通り過ぎ。なので、この時は思い切ってご主人に聞いてみました。
「火入れ加減はこれがベストなんですか?」

「いえ、レアが嫌いなお客様が多いので合わせているだけです」
とのことでした。

なので、自分の好みの焼き加減がわかる人はそれを伝えればそのようにしてくれるそうです。

最高の食材の前では料理人は無力。余計な手出しは無用です。世界一の料理人は実は素晴らしい食材たちなんです。

最高の食材というと、高価と思いがちですが、そんなことはありません。地元には安価でも最高な食材がゴロゴロしています。そして最高の食材は、それがとれた地元で食べなければ本当においしくはありません。地元の空気とともに味わう。これがベストです。

また、最高の食材はその持ち味を生かすべく、極シンプルに調理しなければなりません(マイナスの調理)。塩だけ、醤油だけで十分。出汁も要りません。
火の通し方さえ極めれば、これ以上おいしいものはありません。

イタリア人は以上のことが分かっています。日本人は分かっているようで全然わかってない。

つまり、地元の最高の食材をマイナスの調理で提供する柳家に行った人が皆、おいしいと言うのは当然のことなんです。まぁ料理人から見れば、“ずるい店”のなにものでもないでしょうけど(笑)。

となると、地元の素晴らしい食材を手に入れて家で食べることが、世界一おいしいものを最も安価に食べる方法なんです。
なので僕は外食が昔から嫌いなんですよ。家のご飯が1番おいしくて安いから。

結局“究極のレストラン”…それは家のご飯ということになりますね。

こういうことを言うと、必ず、こんなブログをやってるのにとか、レストランの紹介本まで出してるのにと言う人がいますが、家のご飯が最高というだけで、レストランは違う用途で必要なんです。その証拠に、ほぼ全員がマンマのご飯が世界一と言っているイタリアにもレストランは沢山あるし、イタリア人だって外食はしていますからね。

なのでこれからも僕はランキングを続けます。おしまい。

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