奈良県産食材のカフェにぎわう 東京に吉野杉の森

奈良県産の食材を使った料理を提供する「森カフェ」が今月、東京のビジネス街にオープンし、霞が関のOLやビジネスマンらでにぎわっている。

「吉野の割り箸にお世話になってきた感謝を込めて」と、割り箸(ばし)の袋の生産で国内トップのシェアを誇る溝端紙工印刷(和歌山県かつらぎ町)が15日に開店した。運営は同社のグループ会社「きんだい」(溝端正社長)がしている。

吉野産の食材使用のランチ人気 吉野杉を柱や箸にも使用

官庁街にほど近い「郵政福祉琴平ビル」1階の複合スペース「フォレスタ虎ノ門」内に約300平方メートル、70席を用意。豆腐や卵、シメジなど吉野産の物を使った4種類のランチ(800円)が人気という。

吉野杉約200本を内装に使用。、目を引くのは、吉野材を使った箸をPRするため、柱から箸を引き抜いて使ってもらうという演出。「吉野産の食材で日本を元気にしたい」と中川英男店長は話している。

営業時間は平日午前11時~午後11時、土・祝日午前11時~午後2時半。
来年1月17日からは午前7時半からモーニングも開始。問い合わせは森カフェ((電)03・5510・7018)。

関連リンク

奈良県ホームページ http://www.pref.nara.jp/
フォレスタ虎ノ門  http://www.foresta-toranomon.jp/