割り材飲料として初 「ハイサワー」モンドセレクション受賞 受賞要因は、“手搾り級”のシチリア島産“一番搾りレモン”

誕生30周年となる「ハイサワー」を製造・販売する「博水社」(東京都目黒区、田中秀子社長)は、2011年モンドセレクションの「ノンアルコール飲料」部門において、お酒を割るための清涼飲料「ハイサワー レモン」(360ml・1000ml)を初出品し、銀賞を受賞しました。お酒を割る“割り材”がモンドセレクションを受賞するのは日本で初めてです。

 

受賞の要因はイタリア・シチリア島産の「一番搾りレモン」

「ハイサワー レモン」に使うレモンは、世界的に有名なレモン産地イタリア・シチリア島で生産契約農家に栽培を依頼、年に一度、収穫期に現地へ買い付け確保しています。
ハイサワーに加えるレモン果汁は、レモン一個をそのまま押しつぶす搾汁方法ではなく、果実を半分に切って果肉の中心部分のみを搾る、“一番搾り”の果汁のみを使っています。
果肉の外側や皮まで搾る“二番搾り”“三番搾り”では味わえない、皮の苦みやえぐ味が全くない、レモンの果実そのものの酸味や風味を持つ贅沢なレモン果汁です。加えて、収穫したてをすぐに搾るため、鮮度の良さもバツグンです。
また、レモンそのままを押しつぶさないため、果皮の残留農薬の混入もないため安心です。ご家庭や居酒屋で搾る生レモン果汁以上のおいしさを生み出しています。
このレモン果汁に、海外の原材料会社にも味のヒントを求め何度も試作を繰り返した当社秘伝の高品質な天然レモンオイルを隠し味に追加して、甘くない炭酸の清涼飲料に仕上げたのが「ハイサワー」です。
こだわりの鮮度・搾汁方法や、原料収穫地域・収穫時期・農薬使用状況などの情報の追跡が可能なトレーサビリティが確立されている点が、モンドセレクション初の応募で銀賞受賞につながりました。
当社ではシチリア島のレモンをハイサワー誕生の1980年当初から使用、創業者・田中武雄の家訓である「他人様の口に入れるものを作るのは、ものすごく責任がある」の伝統を継承しています。

わ・る・な・ら・ハイサワーのCMで大ヒットした「ハイサワー」とは?

博水社の看板商品ハイサワーは、1980年8月に完成、誕生30周年となる焼酎等を割る清涼飲料です。二代目社長が“我輩が作ったサワー”で“輩(ハイ)サワー”と命名し、商標登録も「ハイサワー」ではなく「輩サワー」で取得しました。
諸説ありますが、このハイサワーが「ハイ」と「サワー」に分かれて、現在の「○○ハイ」や「○○サワー」の語源となったとされています。
昨今は女性の飲酒率の増加や家飲みやハイボール人気もあり、ご家庭でハイサワーを楽しむ方が増えています。
当社の商品は家庭用シェアが70%程度と高く、昨今、お酒の弱い方は清涼飲料として、強い方は様々なお酒の割り材として、個人に合った様々な楽しみ方で愛されています。

ハイサワーの飲み方

ハイサワーは、お酒を割るための清涼飲料です。氷が入ったグラスに焼酎などを注ぎ、ハイサワーで割ります。マドラーで一回混ぜれば完成です。自分の好きな味を自分の好きな濃さで作れるため、お酒が苦手な方でもお楽しみいただけます。
現在、当社HPでは、焼酎のほか、ワイン・日本酒・梅酒・杏露酒・コーヒーリキュールなどを使ったレシピを紹介し、ハイサワーの楽しみ方の提案を強化しています。

「モンドセレクション」について

「モンドセレクション」は、世界中から優れた商品を発掘することを目的に1961年から開催されている、世界的に権威のある酒類・食品などのコンテストです。「食品のノーベル賞」と呼ばれ、今年は創立50周年を迎えました。
現在では、世界各国80カ国以上から2,450におよぶ商品がエントリーし、70人以上の専門家から成る独立専門家審査委員グループが公平な立場で評価しています。
その特徴を構造的に検査、吟味し、基準を超えた製品に得点に応じて65点以上銅、75点以上銀、85点以上金、そしてその中でも最高点(95点以上)に値する製品にグランプリ(最高金賞)が送られます。

関連リンク

社名 株式会社 博水社 http://www.hakusui-sha.co.jp/