おめでたい気分になれる味。利久庵の鍋焼きうどん
という言葉はありませんが、
お昼ごはん的には、この日に食べるものは、
縁起のいいものを選びたい…と。
なぜか今年は思ってしまったのでした。
通年は、4日というとまだ閉まっている店も多いので、
駅ビルとか、モールなどに入っている店を選んでいましたが…。
縁起のいいもの…を考えて、
横浜・関内なら、老舗の店は開いているだろう。。。と
検討をつけて、足を向けてみました。
が、しかし。
狙いをさだめた店。
オフィス街ということもあり、会社の仕事始めの延長で
訪れている人が多いのか、
人があふれていました。
どうも、蕎麦店とかうどん店には、
本当に人があふれていて、
みな、考えていることが同じなのか…と思いつつ。
老舗だからこそ、新年のごあいさつがてら
食べに来ている人も多いんだろうなぁ…と思った次第。
でも。
縁起もの! と決めてきているので、
そのくらいではあきらめることはできません。
時間をおいて、再び訪れました。
そこまでして訪ねたかったのは…。
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駅ビル・セルテの裏側にある
「利久庵」。
感じのいい蕎麦店です。
実は訪れるのは、とても久しぶり。
新年のごあいさつをする人が多く、
そして
それに答える店主の気持ちのいい応対。
昔から変わらないその雰囲気に、
くつろいだ気分になれます。
注文は
「鍋焼きうどん」1300円。
蕎麦屋なので、いつもはそばを中心に食べているのですが、
「年明けうどん」に縁起をかついでみました。
最近云われるようになった「年明けうどん」ですが、
とりあえず、歴史もあるようです。
そんなことも考えつつ、選んだのですが、
こちらの鍋焼きうどんは、
やっぱりその具が華やかで、お正月らしいと思えるので、
自分の気持ちにぴったり。
その具とは…。
落とし卵、ホウレンソウ、春菊、
お餅、かまぼこ、車麩、
シメジ、エノキ、
サツマイモ、シイタケ、長ネギ、
海老の天ぷら、かしわ、玉子焼き
この豪華ラインアップが何よりもうれしい。
しかも、
食べようとすると、下から出てくる具も多く、
お楽しみ満載の状況で食べることができました。
うどんはコシのしっかりとしたうどんで、
シコシコツルツルとした食感が心地よい。
玉子焼きは、寿司屋で食べるような薄甘の仕上げで、
この味わいがなんともやさしい。
春菊のアクセントも食べるときには、うれしい驚き。
シイタケは、出汁と醤油がしみ込んだ干しシイタケで、
その旨味を存分に発揮。
海老の天ぷらもプリッとした食感と
汁がしみこんだ衣がたまりません。
かまぼこもいい食感だし、シメジもエノキも
シャキッとした食感でアツアツで食べるのが楽しい。
車麩のとろとろ感もいい塩梅だし、
落とし卵はほどよく黄身が固まって、
とろとろとまったりとした味わいが楽しめました。
白身のかたまり具合も自分好み。
うどんとともに、この具だくさんの具と一緒に食べる幸せは、
本当にお正月にぴったりです。
ましてや、こんな寒い日なら体がぽっかぽかになります。
もちろん、つゆはかつおだしのきいた、
やさしい味わい。
これを食べれば、
なんだか1年がんばれそうな気がしました。
鍋焼き…と聞くだけでなんともほのぼのとした気分。
利久庵では、毎年、
お店の仕事始めの日には、
「やげん」の七味を配っているのが習わしです。
ひさしぶりにこの七味もいただき、
なんだか、ハッピーに元気に過ごせそうです。
利久庵
横浜市中区真砂町2ノ17、利久ビル1階
営業時間 午前11時~午後8時30分
日曜定休
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